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子供の頃家にあった絵本のストーリーなんだけど、未だに心に残ってます。
こんにちは。ハンドルネーム変更しました。平ぽっくる です。
その絵本、確かこんな話でした。
閻魔大王が病気になって、弟子の鬼たちに名医を探すように命じました。
ある医師の店先には何体もの幽霊がいました。そこで治療しても残念ながら亡くなった人達の幽霊です。
当然ですね。
人間の死亡率は100%。
元気はつらつな人もいつかは老いて死ぬのですから。
今で家ば、東大病院をはじめ、どの大学病院にも幽霊がいっぱいということになります。
で、閻魔大王のために赤鬼も青鬼も、医院の前に幽霊のいない医師を懸命に探し回ります。
どんなに探しても、探しても、あっちの医院にも、こちらの医院にも幽霊が何体も。
閻魔大王は幽霊がいる医者はヤブ医者なので、そんなところは信用ならないと、頑として治療を拒否します。
鬼たちは調べに調べ、訪ね歩き、
やっとの事で、幽霊のいない医者の家を見つけて閻魔大王は安心して治療を受けました。
今日、開業したばかりの新米医師の元で。
よく、あの医者駄目だ、この医者駄目だ、と患者さん達はプロの評論家のようになります。
大学病院に行くって。
先生の力量がある程度うちわでわかることがあります。
そのドクターかなり腕良いよ!
という教えてあげても、批判してくる方がいます。
そんな時、
『大学病院には一番経験のない、練習中の医師が沢山いますよ!』
と、幼い頃読んだ閻魔大王が病気になって、結局は開業したての新米医師の診察を受けた話を思い出しながら説明しています。
絵本のタイトルが不明です。忘れてしまいました。
知っている方、いませんか?
名医は難しい疾患にも立ち向かっており、自ずと救えない場合もあるわけです
医療って、AIが解決するほどシンプルではないですからね。
おそらく、ながく人の手が必要ですよ。
正直、機械的にできることはいくらでもやってもらいたいわけです。
そのぶん、他のことができますので。
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